Re: ピアノ殺人事件
Re: ピアノ殺人事件 2010/08/17
この本の[出版社/著者からの内容紹介]では:
「われわれは「騒音で人が殺され」ても、なんら不思議でない時代を生きているのです。」と、騒音による殺人の一般性を言っているのに;
>[結論として「ピアノ殺人事件は騒音が主原因ではないと筆者は考えている」(33ページ)とし、主原因を「心理的な要因」としています。]ことは;
*「騒音が主原因ではな」くして、他に何も外的な「心理的な要因」がなければ、’殺人者は殺人の気質で殺人を犯した’と主張しているのであり、極めて非科学的・非論理的です。
音量の大小による加害性については、江戸時代には小音量の、水がポタポタ落ちる音を聴かせる拷問がありました。
さらに、カスタマーレビュー・Byわおわお氏は「被害者のための本ではありません」 (2006/10/9)と言い;
「著者自身が騒音被害を経験したことがないのは明らかです。一見、被害者側立場の救済、味方であるかのように引っ張っておきながら、最後の最後に被害者にトドメを刺す本です。」と、この本の欺瞞性と残酷性を評しています。
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