<また、また、防災放送大批判>
<また、また、防災放送大批判> 2010/03/20
本日の朝日新聞[私の視点]で東京女子大教授(災害心理学)・広瀬弘忠氏は[大津波警報騒ぎ]について以下の様に書いています。
[住民の避難率も3・8%と、低レベルにとどまった。]
[住民は「大津波がくるぞ」と脅かされるだけでは避難行動をとらない。 どこへ逃げるか、食料は? 病人や老人をどう移動させるか、仕事は休むのか・・・。 避難には、肉体的にも経済的にもコストがかかるのだ。 説得力のある説明を受け、リスクが可視化されて初めて避難を考える。]
[さらに憂慮すべきは「オオカミ少年現象」の名で知られる避難意欲の減退だ。]
[本物のオオカミが来ることもある。 その時、1人でも多くの人が危険を実感して避難できる警報とはいかなるものか、低い避難率を反省する原点はその辺りにあるはずだ。]
[現代社会は高リスクだ。 自然災害だけではなく、感染症やテロがいつ襲ってくるかという不安を抱えている。 だが、正確な予報によらず、ひたすら「最悪を想定した警報」を出すことは、生身の人間への理解を欠いた、担当部署の責任回避を証明するものでしかないだろう。]
だから、防災行政無線放送は”生身の人間への理解を欠いた、地方役人の責任回避を証明するものでしかない”ので撤廃しなければならないのです。
〔<世界一暇でバカな日本の公務員>2010/03/08 と、<先ず公務員災害の防災を!>2010/03/12 投稿も参照して下さい。〕
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